2021-11-29 季節について

朝が来る。何かが治まるとまた次の何かがやっきて、そういう風に発電される。感情は海みたいに不安定で、それが一番安定するのかな。波のふりして繰り返される。誰にもばれないSOSを、ばれない内に飲み込んでいく。ガラスの破片を反射させようにも雨が降ってたらどうすればいい。ヘリコプターは飛んでいなくて、森には沢山食べ物があったら僕たちは何にすがろうか。感情の波って言葉はずっと昔に一般化されて、それなら海の例えは全部コラージュになってしまうのかな。毎日思う、本当の言葉と思想ってなんだ。

今日は午前に予定が終わって、それからずっと本を読んでいた。本のなかでは6月で、アジサイは過去の象徴だった。僕は多分今6月に近い。みなさんにはすきな季節がありますか。春が苦手な人がいて、秋が大好きな人がいて、そういう人をみていると四季があってよかったと思う。僕は夏が苦手です。冷凍みかんを圧力鍋で解凍するみたいな、そういう種類の勢いがあって、どうにもそれに上手く馴染めない。でも多分無理に馴染む必要もないから、ゆっくり夏が過ぎるのを待つ。今は冬です。うれし~。すきな季節の話をしようと思ったのに、苦手な季節の話をしてしまった。すきなものを言葉にするのは難しいからだと思う。

知らないうちに日が沈んだ。最近は毎日散歩してたから、日没に気づかなかったのは新鮮だった。そういえば昨日は星が綺麗だった。今日の星も綺麗だとうれしい。お風呂に入ったら少し散歩しようと思った。毎日はあっという間に過ぎていって、僕たちは景色の一部になる。それが嫌だから歌をうたって、それが嫌だから文章を書く。今も太陽は沈み続けて、僕らもそれなりに生活をしてる。前を向きたい。いつも前を向きたいって思っていたい。僕たちは前を向けるかな。分からないことばかりを生きて、僕は絶対に負けたくない。しっかりやっていけるといい。